★★★★★4
勘九郎さんの初役とは思えない立派な直実。
その大きな背中を追う勘太郎くんの誠実で健気なお芝居に心打たれた。
変声期で大変そうだが、イヤホンガイドでも「平家のプリンス」と紹介された敦盛、そして小次郎と実年齢が同じとの事で佇まいも美しく説得力があった。
白馬と黒馬とも足の運びから首の動きまで細かく演じられており、今まで観た舞台の中で一番馬らしかった。
視界も良くないなか役者を乗せてスピードを出すのもご苦労だったと思う。馬を演じた役者さんにも拍手を送りたい!
また、いつもながら葵太夫が登場すると空気が一変する。
熱のこもった語りが舞台を後押しし、よりドラマチックに。
見応えのある一幕でした。